野洲市・家棟川のビワマス遡上・産卵を再び!「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」
野洲市内を流れる家棟川(やのむねがわ)は、川の流れによって溜まった土砂で川底が地上よりも高いところにある”天井川”と呼ばれる川です。下流付近の「中主」という地名は、度重なる洪水から守るために堤防で囲まれた土地「輪中」に由来するといわれているそうです。家棟川の水源は希望ヶ丘文化公園の丘陵地で、中ノ池川を支流とする童子川が注いでいるそうです。
その家棟川にはかつて、多くのビワマスが産卵のために遡上していたそうです。2015年、遡上・産卵が減少していたことから、『家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト』がNPOや専門家、企業によって立ち上げられたそうです。産卵床を造ったり、遡上しやすいように魚の道を設置したりするなどの活動を続けてこられており、その遡上調査も行っているようです。
その『家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト』が行っている様々なプロジェクトについて、2020年2月8日に報告会がおこなわれたそうです(「ビワマスフォーラム2019-20 in野洲」)。県内各地でも同様の活動が広がってきており、その報告や意見交換会も行われる予定だそうです。
関連URL:
参考URL:
京都新聞「ビワマスこいこい、魚道を設置 60年前の光景取り戻したい」(2019年11月3日)

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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当法人役員のエッセイが日本経済新聞全国版に掲載されました