琵琶湖が小さくなっている? GPS調査で判明
琵琶湖はもともと違う場所にあって、長い時間をかけて今の場所に移動してきた、ということはよく知られていることです。では今はもう移動していないのでしょうか?
立命館大学の熊谷道夫教授の研究によると、「琵琶湖は縮み、移動している」という研究結果がでているそうです。研究はGPSを用いて行われました。2002年から始まった研究では、約11年で湖西側の高島市が東南方向に23.2cm、湖東側の彦根市も同じ方向に20.6cm移動していたそうです。2地点は同じ方向に動いていても、その移動距離には差があるため、彦根と高島は約3cm距離が短くなっていたといえるようです。
この移動は西岸断層帯と鈴鹿東縁断層帯という2つの断層が押し合っていることが関係していると考えられているそうです。
さらに、琵琶湖の収縮に伴って琵琶湖湖底では「ベント」と呼ばれる水煙が噴出していることも確認されているそうです。
京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
新着記事
-
2023.11.20
堅田21世紀の会さま主催、内湖清掃でびわぽいんとの実証実験を行う -
2023.04.17
「第1 回 世界農業遺産・琵琶湖システムを味わう会」を開催 -
2023.03.28
マイナンバーカード活用ワークショップ開催レポート -
2023.01.16
マイナンバーカードアイデアソンを開催します -
2021.04.01
平安神宮と琵琶湖博物館が絶滅危惧種「イチモンジタナゴ」保全で協定
オススメ記事
-
2020.03.31
琵琶湖のヌシ?!水鳥「オオバン」 -
2020.01.27
幽霊ホテルがつくりだした「木の岡ビオトープ」 -
2020.01.29
琵琶湖で採れるワカサギは外来種?! -
2020.01.30
琵琶湖は湖?川? -
2023.11.20
堅田21世紀の会さま主催、内湖清掃でびわぽいんとの実証実験を行う