琵琶湖周辺の風が見える!「ビワコダス」
琵琶湖から吹く風、山から吹き下ろす風・・琵琶湖周辺には他の地域にない風が吹きます。その風が毎日どのように吹いているのかを記録しているのが、琵琶湖地域環境教育研究会の「ビワコダス」です。「ビワコダス」の「ダス」は「アメダス(=地域気象観測システムAutomated Meteorological Data Acquisition System)」の「ダス」と同じ「データ収集システム」という意味だそうです。
観測方法は、観測に参加・協力している建物の屋根に風向風速計を設置し、そのデータを通信回線で集めるそうです。観測地点には琵琶湖博物館や湖北野鳥センター、県内の2大学も含まれています。集められた風の情報は、琵琶湖周辺の地図上に10分毎の変化をアニメーションで表され、「ビワコダス」のホームページで公開されています。また、琵琶湖博物館C展示室でも前日までの風のデータを展示しているそうです。
現在、「ビワコダス」のホームページでは、1990年1月以降、毎日の風の情報をみることができます。
関連URL:
参考URL:気象庁―「地域気象観測システム(アメダス)」
京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
新着記事
-
2024.10.23
耕作放棄地を利用した農業体験プレイベント(草刈り) -
2024.07.29
官民協働ワークショップ「誰もがMLGsの取り組みを知り・参加したくなるような仕掛けを考えよう!」を開催しました -
2024.06.28
官民協働ワークショップ「誰もがMLGsの取り組みを知り・参加したくなるような仕掛けを考えよう!」を開催します -
2024.06.10
耕作放棄地で有機農業しませんか?開催しました -
2024.05.10
【満席お礼】大津市仰木で耕作放棄地問題を有機農業で解決するための イベントを開催
オススメ記事
-
2020.02.21
無料イラスト素材サイト「滋賀イラスト素材」制作者・島先 沢さん -
2020.02.12
新たなヨシ活用で琵琶湖の環境を守れ 100%ヨシ製の「よし筆」は芸術家に人気 -
2020.04.07
「石けん運動」から「エコキッチン革命」へ。時代の変化に寄り添った石けん推進活動 -
2020.03.21
琵琶湖の生態系を支えるプランクトン 固有種には絶滅危惧種も -
2023.04.17
「第1 回 世界農業遺産・琵琶湖システムを味わう会」を開催