琵琶湖周辺の風が見える!「ビワコダス」
琵琶湖から吹く風、山から吹き下ろす風・・琵琶湖周辺には他の地域にない風が吹きます。その風が毎日どのように吹いているのかを記録しているのが、琵琶湖地域環境教育研究会の「ビワコダス」です。「ビワコダス」の「ダス」は「アメダス(=地域気象観測システムAutomated Meteorological Data Acquisition System)」の「ダス」と同じ「データ収集システム」という意味だそうです。
観測方法は、観測に参加・協力している建物の屋根に風向風速計を設置し、そのデータを通信回線で集めるそうです。観測地点には琵琶湖博物館や湖北野鳥センター、県内の2大学も含まれています。集められた風の情報は、琵琶湖周辺の地図上に10分毎の変化をアニメーションで表され、「ビワコダス」のホームページで公開されています。また、琵琶湖博物館C展示室でも前日までの風のデータを展示しているそうです。
現在、「ビワコダス」のホームページでは、1990年1月以降、毎日の風の情報をみることができます。
関連URL:
参考URL:気象庁―「地域気象観測システム(アメダス)」

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
新着記事
-
2023.04.17
「第1 回 世界農業遺産・琵琶湖システムを味わう会」を開催 -
2023.03.28
マイナンバーカード活用ワークショップ開催レポート -
2023.01.16
マイナンバーカードアイデアソンを開催します -
2021.04.01
平安神宮と琵琶湖博物館が絶滅危惧種「イチモンジタナゴ」保全で協定 -
2021.02.08
データビジュアライゼーションで語る 地球温暖化と地域 〜 Mother Lake Biwa編 〜 開催レポート
オススメ記事
-
2020.01.31
琵琶湖で採れた魚や貝の加工品品評会が開催されます! -
2020.05.09
増える琵琶湖の「水草」と除去問題 刈り取った水草はどこに行く? -
2020.05.05
小さな小さな「ミジンコ」が琵琶湖の水を浄化する!? -
2020.02.22
琵琶湖が小さくなっている? GPS調査で判明 -
2020.02.27
当法人役員のエッセイが日本経済新聞全国版に掲載されました