日本最大級のハス群生地をとりもどそう!「ハス100株プロジェクト」
(イメージ写真)
滋賀県草津市にある烏丸半島(からすまはんとう)は2015年までハスの群生地として有名で、日本財団「海と日本PROJECT 」によるとその広さは日本最大級の甲子園球場グラウンド約10個分もあったそうです。
(烏丸半島のハス群落:2006年7月撮影)
ハスの花が咲く夏には県内外からの観光客でにぎわっていたそうですが、そのハスが2016年に突如消えてしまったそうです。
県と滋賀自然環境研究会は、ハスが消えた烏丸半島を調査。おもな原因として、湖底を枯れたハスの葉に覆われてしまい呼吸が阻害されたこと、生育に適した粘土質の土壌が砂地に変わったことなどが挙げられたそうです。
2017年4月に美しいハスの再生にむけて、同じ烏丸半島にある水生植物公園みずの森で「ハス100鉢プロジェクト」がスタート。地域の人々が土づくりから始め、60種類100本のハスを鉢に植えると、7月には美しい花が咲いたそうです。
2018年からは赤野井湾に残っていたハスの茎が元々の群生地に植えられ、ハスの再生に向けて実証実験が行われているそうです。

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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