琵琶故知新

琵琶湖知新

びわ湖トピックス
2020.01.22

滋賀銀行ほか5社 琵琶湖で絶滅危惧種のニゴロブナとワタカの稚魚を放流。ヨシの刈り取りも。

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

 2019127()、近江八幡市安土の西の湖にて、ニゴロブナとワタカの稚魚を放流とヨシの刈り取りボランティアが行われました。

https://www.facebook.com/shigagin/posts/1601730493396047

 

関連URL:滋賀銀行―CSR通信「ヨシ刈りボランティア、ニゴロブナ・ワタカの放流を実施しました」  

 参加したのは、滋賀銀行役職員とその家族のほか、アヤハディオ、損保ジャパン日本興亜、敷島住宅、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、CoCo 壱番屋の総勢 442 名。大人の背丈以上もあるヨシを刈取り、ニゴロブナ200匹、ワタカ1000匹の稚魚を放流したそうです。

 ふなずしの原料となるニゴロブナ、水草を食するワタカはともに琵琶湖の固有種かつ、絶滅危惧種。ニゴロブナの漁獲量は、昭和63年ごろ約200トンあったものが平成9年は約18トンにまで低下。現在は少しですが回復傾向がみられます。こうした地道な活動が実を結んでいるのかもしれません。

滋賀銀行ほか5社 琵琶湖で絶滅危惧種のニゴロブナとワタカの稚魚を放流。ヨシの刈り取りも。

引用先URL:滋賀県https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/suisan/18670.html

 滋賀銀行では、この活動以外にもヨシの苗植えや外来魚駆除・釣りボランティアなど、年間を通して琵琶湖の環境保全活動をされているそうです。

参考URL:

産経新聞「琵琶湖の生態系守ろう 滋賀銀、ニゴロブナとワタカ放流(20191222)

公財滋賀県水産振興協会

アバター画像
ライター
細川 陽子

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。