琵琶湖の外来魚ボックス・回収いけすとは?
滋賀県は、外来魚駆除対策事業として、琵琶湖の周囲にある釣りのできる公園等各所に外来魚回収ボックス・いけすを設置しています。
資料URL:滋賀県―「ルール4 : 外来魚のリリース禁止」
回収ボックス・いけすに集められた外来魚は、定期的に回収が行われ、その量は調査・公表されています。滋賀県水産試験場による外来魚生息量の調査では、2013年度以降の駆除量が減少し、生息数は増加傾向となっているとなっています。
資料URL:滋賀県―「外来魚駆除対策事業」
滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課は、週に1回程度、琵琶湖畔に設置された「外来魚ボックス」の中身を回収しています。その調査結果は滋賀県ホームページに掲載されています。
2020年1月に外来魚ボックスから回収されたのは、
・1月6日 南湖33.2kg、北湖67.1kg 合計100.3kg
・1月14日 南湖33.3kg、北湖22.0kg 合計55.3kg
・1月20日 南湖11.6kg、北湖19.5kg 合計 31.1kg
・1月27日 南湖26.7g、北湖 19.7kg 合計 46.4kg
となっており、1月合計は南湖104.8kg、北湖128.3kgの合計233.1kg。令和元年度累計は9,013.7kgだそうです。
滋賀県:琵琶湖水質調査結果・今日の琵琶湖
滋賀県では、「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」により、釣り上げたブルーギルやブラックバスのリリース(再放流)は禁止。さらに、外来魚駆除の一環として「外来魚釣り上げ名人」の参加者を募ったり、外来魚が釣れる場所をホームページで公表したりしています。
関連URL:滋賀県

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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