琵琶湖のヌシ「ビワコオオナマズ」
「アカメ」「イトウ」と並んで日本三大怪魚とされている「ビワコオオナマズ」。釣り好きな方々のなかでは、この3種を釣ってみたいと思っている方も多いそうです。
「ビワコオオナマズ」は体長150cm・20kgを超すほど大きいものもいるそうで、淡水魚のなかでは最大級。オスよりメスのほうが大きいそうです。昼間は岩影や藻の中に身を隠し、22:00~23:00の夜間に動く夜行性で、夜間は表層近くで回遊しているという調査結果もでているそうです。5月~7月の深夜~明け方に岸辺近くの浅瀬で産卵し、2日ほどでふ化。20年以上生きるものもいるほど長生きだそうです。しかし、産卵場所が浅瀬であることから、大雨のために洗堰で水位調整が行われると、卵が干上がってしまうこともあるそうです。
「ビワコオオナマズ」は外来魚のブルーギルやオオクチバスを食べてくれますが、琵琶湖の固有種であるビワマスやアユも主食としているそうです。琵琶湖博物館の展示されているビワコオオナマズの水槽の中にいる魚たちは展示のためではなくはエサなんだそう。なお、生息数に関する詳しいデータはないようですが、生息数は減っているといわれています。

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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当法人役員のエッセイが日本経済新聞全国版に掲載されました