琵琶湖にかかる橋「琵琶湖大橋」「近江大橋」
写真:琵琶湖大橋
琵琶湖には2本の大きな橋が架かっています。
ひとつは「琵琶湖大橋」。琵琶湖の観光と地域生活の環境を充実させるため、1964年に開通し、その長さは1.4kmにもなるそうです。湖西(大津市今堅田)と湖東(守山市今浜)を結び、開通当時は2車線(対面通行)の橋でしたが、1980年に自転車歩行者道が、1994年には北側に2車線が増設され、2019年にはETCも設置されました。
琵琶湖大橋は船が下を通れるよう、高いアーチの形をしているのが特徴ですが、道路は坂になっているので、スピードが出やすかったため、2009年には東行き追い越し車線に『琵琶湖大橋メロディロード』が設けられました。この車線を制限速度で走行すれば「琵琶湖周航の歌」がきれいに流れるそうです。
この琵琶湖大橋を境に北を「北湖」、南を「南湖」と呼ぶそうです。
「琵琶湖大橋」から南へ約19キロの場所にかかっているのが草津と大津(膳所城跡公園付近)を結ぶ「近江大橋」です。3km南側を通る国道1号線のバイパスとして作られ、長さは琵琶湖大橋とさほど変わらない1.29kmだそうです。
1974年に開通し1985年には南側に2車線を増設。琵琶湖大橋とは違い、緩やかなアーチの橋となっています。当初は有料道路でしたが、2013年無料になっています。太陽光発電システムも設置されており、道路施設等に電力を供給しているそうです。
写真:近江大橋
琵琶湖大橋、近江大橋にほぼ平行して架かるJR琵琶湖線、国道1号線、瀬田の唐橋は、琵琶湖と瀬田川の境より南に架かっているので、「琵琶湖にかかる橋」ではなく「瀬田川に架かる橋」となるようです。
関連記事:どこから瀬田川?どこから琵琶湖?

京都の海のまちに生まれ、大学で千葉へ。一度は都内で就職するも、結婚を機に滋賀に住むことになりました。現在は彦根で一男一女を育児中。ママコーラス副代表など、新しいことにチャレンジしています。
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